気ままに歩こう!台湾:九份

日本の皆さまには 九份という街は、宮崎駿監督が映画「千と千尋の神隠し」の着想を得たという噂が広まって人気が高まり、レトロな街並みに似合う茶芸館やカフェが軒を連ねているというイメージでしょう。

しかし、この街は、日本統治時代に金鉱山として台湾有数の栄華を極め、その後主要鉱物だった金と石炭の生産量が減り続け、1971年に閉山ました。1989年に 侯孝賢監督の映画「非情城市」の舞台となったことで観光地として注目され、さらに日本では宮崎駿監督が映画「千と千尋の神隠し」の着想を得たという噂が広まって人気が高まりました。

景色、特に、夜景は大変美しい場所で有名ですが、雨が多く、昼は晴天、夜は土砂降りの雨と言われる位に 雨が多いのです。仕方がって、雨具は必ず持参してください。

さて、九份に着きますとセブンイレブンの横の老街入口から入る道と老街入口の下側に並行に走る輕便路経由豎崎路で行く道とあります。

この老街には 食物、飾り物、土産物、履物、鞄、筆、喫茶店等のお店が所せましとならんでいます。これらの店を見ながら展望台まで約15分です。この九份と言えば「芋圓」(お芋のダンゴ)、「草仔粿」(草餅)、そして「魚丸」(魚のつみれ)等が人気。また、「花生捲冰淇淋」というアイスも売っています。これは、台湾独特のアイスで、クレープ生地に削ったピーナッツキャンディーをカツオ節のようにトッピング。さらにアイスとパクチーをのせてくるりと巻いたスイーツなんです。

輕便路経由豎崎路の道を選択した方は 以下の写真の様な景色の場所にでます。

これが「千と千尋の神隠し」の着想を得た思われる所です。この両側に並ぶお店がお茶屋さんです。一人300元で茶芸館並みのおいしい台湾茶を飲ましてくれます。

それらのお店を見ながら階段を登っていくと先程の食物、飾り物、土産物、履物、鞄、筆、喫茶店等のお店の老街の入口から入った道にぶつかります。


ぶつかった所を右に回って数分行けば展望台に出ます。

この展望台からの眺めは最高で、振り返るときっとあなたも「千と千尋の神隠し」の心境になっていることでしょう。

Hiro from 気ままに歩こう!台湾

hiro@jp-nano.com

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