迪化街の中華食材をご紹介させて頂きましたが、もう一つ迪化街の誇る産物があります。
それは、布地です。迪化街では、19世紀中頃の清朝末期、貿易や船荷を扱う商店が街を形成し、その積出港となっていた「大稻埕」=『迪化街』です。
20世紀初頭の日本統治時代は、台湾全土から乾物、漢方薬、お茶、布などを扱う商店が集結し、台湾の主要な商業エリアとなりました。
現在でも、台湾一の漢方、乾物、布問屋街としてにぎわう『迪化街』なのです。
この布地の問屋街が迪化街の永樂市場の2Fなのです。
台北が誇る布市場は、永樂市場の2Fにあります。そこは布、布、布です。色とりどりの布が所狭しと並べられています。チャイナドレス用の布が数限りなくあり、色・柄など様々。好みの布を購入し、それを持って3Fへ行けば縫製屋がズラリ。自分の作りたいイメージと合うお店で裁縫してもらえば、自分だけのオリジナルチャイナ服の完成。
チャイナドレス以外にも色鮮やかな布は、お土産屋さんで最近よく見かけるピンクや赤、薄い青を下地にしたかわいい花模様。中国本土や日本の影響も受けていると言われ、台湾ならではの布。台湾らしさを感じられる模様をぜひ。
また、キルトの布地や生地、カーテン、テーブルクロス等等にも十分生かせて頂けます。
Hiro from 気ままに歩こう!台湾
hiro@jp-nano.com
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