龍山寺から5~10分程足を延ばすと華西街観光夜市という看板と大門の入口が見えてきます。この観光夜市はアーケードになっていて雨は気にしません。この一本道のアーケードを歩く事30分位の長さです。
日本の商店街の雰囲気ですが、他の夜市とは別格のスタイルを維持するこの夜市は、怪しげであるからこそ、好奇心をとらえて離さないと言えます。海鮮レストランや風変わりなものを扱うショップが軒を連ねています。夜市にはつきものの若者向け日用品やアクセサリー店・一般的小吃を扱う店は少なく、そして「海鮮物」と言っても、”普通の”海鮮物は扱っていないのが、この華西街の最大の特徴です。 売っている物の特徴は、あまりお目にかからない蛇(血、肉、スープ)、すっぽん、ワニ等です。しかも 生きたその物を店頭に並べています。以前は、蛇を首に巻き付けたりのショーもありました。
アーケードの始まりには、足裏マッサージのお店や、漢方薬が売られています。さらには、大人のおもちゃを扱うコーナーや、過激な女性下着を扱うお店なども数多く並んでいます。確かに他の夜市とは一風変わっているので、子供連れでくる夜市というより、大人同士で遊びに来るといったようです。
しかし、ガイドブックで有名な『台南但仔麵』は、この華西街では最も有名なお店で、入口前には、多くの観光客が集まって、食事や記念撮影をしています。創業約60年のこのお店は、食器がすべてWedgewoodと豪華なレストランとして登場し、台湾懐かしの海鮮料理を提供し続ける、特色あるレストランです。
海鮮レストランは海鮮でも、グロテスクで巨大な、ロブスターやらカニやら、色とりどりの見たこともない魚や動物の内臓、鶏の睾丸やら、さらには、すっぽんが生きたまま水槽に入っています。
華西街夜市アーケード内部には、一般的な小吃であったり、生活用品はあまり売られず、もっぱらお土産のお店や特徴ある食べ物がほとんどです。しかし夜市が開くのと同じころ、華西街夜市入り口前「広州街」や龍山寺東側の「西昌街」にも小さいながらも夜市が出現し、華西街では売られていないものが、露天に並べられます。
女性のみでの観光はあまりお勧めしませんが一度は行って見たい夜市です。
Hiro from 気ままに歩こう!台湾
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